Web申込フォームの必要性と活用法を知ってサイトへ導入しよう

Web申込フォームはサイト内でイベント等の参加者を募集したり、アンケートを実施する際に必要となる機能ですが、必要性と活用法を理解しきれていない方も多いのではないでしょうか。今回はWeb申し込みフォームの必要性と活用方法について解説していきます。

Web申込フォームの概要と必要性

Web申込フォームはページ上でユーザーがボタンを選んだりテキストを入力したりして、商品やサービスの申し込みや、問い合わせをするための仕組みです。目的を持ったサイトであれば、必須な機能といえるでしょう。

Web上で申し込み受付が簡単にできる機能

Webサイトで何らかのレスポンスが欲しい場合は、ユーザーからの連絡方法が必要となります。昔はメールアドレスを記載してメールにて申込内容を送ってもらう方法が多く採用されていましたが、現在ではフォームを使うのが一般的です。

フォームをページ上に載せるためには、一般的なHTMLではなくCGIなどのプログラムが必要となるのがやや手間がかかるところです。

しかし最近ではWordPressなどのCMSならフォームを簡単に設置できるプラグインがあり、通常のHTML上に記述するためのパッケージも探せますから、利用するための必要な手間はかなり少なくなっています。

申し込み数を増やすには必須

通常のメールを使って申込を受け付けると、受け取ったメールの処理などが煩雑になりがちです。フォームであれば記入できる内容がフォーマット化されているため、ユーザーもそれに沿って入力するだけですから、より気軽に申し込めることがメリットです。さらにサイト管理者側としても、フォームと連動して申込内容を解析するツールを組み合わせれば、申込状況を自動的に処理して統計を取ったり、申込内容を分析して即時でレスポンスを返すなどのシステム化も可能となります。

申し込みに必要な情報をもれなく受け取れる

例えばBtoBのサービスであれば、メールや電話で問い合わせを受け付けた場合、見込み顧客が必要内容を記入し忘れたり、あるいは聞き手が聞き忘れたりするエラーが起こり得ます。そうなると改めて連絡し直す必要があり、見込み顧客も手間に感じたり、管理状況の煩雑さに対し不信感を覚えてしまい、問い合わせがキャンセルになる場合もあります。フォームできっちり内容をフォーマット化しておけばそのようなエラーは起こらず、商談キャンセルなどを防止できます。問い合わせ以外にアンケートなどを受け付ける場合も同様で、フォームの内容をもれなく受け取れる点もWeb申込フォームのメリットです。

Web申込フォームの活用法

ではWeb申込フォームは具体的にどのようなシーンで利用できるのでしょうか。

サービスやイベントなどへの申し込み

Web申込フォームの代表的な使い方が、サービスやイベントへの申込です。サービスやイベントの種類や、数量、あるいは日時などを設定しておき、ユーザーができるだけ簡単に申込内容を記入できる工夫をしておきましょう。

企業・サービスへの問い合わせ

問い合わせもまたWeb申込フォームの活用法の一つです。問い合わせ項目は選択式とテキスト記入式を組み合わせれば、柔軟性のあるフォームが作成でき、よりユーザーの具体的な問い合わせ内容を受け取れます。

満足度調査などのアンケート

アンケート調査もWeb申込フォームの利用法の一つです。フォームには複数の質問や、それに対する回答のフォーマットを設定できますから、チェックボックスや選択肢からユーザーが回答を選択し、アンケートに簡単に答えられるものを設置できます。

Web申込フォームを導入するときに注意すべき点

このようにユーザーとのコミュニケーションや、セールスには非常に有効なWeb申込フォームですが、その反応率を上げるためにはいくつかのポイントがあります。このポイントを知っておかなければ、全く反応が得られない可能性もありますので、フォーム作成の前にぜひ以下のことを理解しておいてください。

入力項目を増やしすぎない

Web申込フォームを設置しても反応が薄い場合、その原因として最もよくあるのがこの問題です。申込フォームの入力項目が多すぎると、ユーザーは途中で入力が面倒になりページから離脱してしまいます。

これは、アンケートフォームの場合も同様です。より多くの情報が欲しいという気持ちはわかりますが、申込を増やすのが目的であれば、最低限の情報だけを入力項目として設定するのが、反応率、成約率を上げるためのポイントです。

できるだけ任意の入力項目を減らす

Web申込フォームには入力しないと確定できない必須項目と、ブランクのままでも確定できる任意項目の二種類が設定できます。しかし任意項目であってもあまりに項目が多いと、ユーザーは何を入力するのかがわかりにくくなり、反応率が下がります。

セキュリティ対策を充実させる

Web申込フォームには名前やメールアドレス、場合によっては電話番号などの個人情報を入力しますから、この情報が漏れると個人情報保護法に違反する一大事となり、企業としての信頼性が落ちるどころか、損害賠償にまで発展しかねません。そのためWeb申込フォームに求められる最も大切な機能が、セキュリティなのです。

フォームを設定するサーバーは暗号化されたセキュアなサーバーであることが必須ですし、フォームのプログラムも信頼性、堅牢性の高いものを使わなければなりません。これがある意味Web申込フォームを利用する際に、最も重要な要素となっています。

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まとめ

Web申込フォームは申し込み数を増やしたり、必要な情報をもれなく受け取ったりするために必要なものです。設置する際に注意点はいくつかありますが、最も重要なのは「セキュリティ対策」です。こちらはプロに任せるのが最善ですから、ぜひSPIRAL®の利用を検討してみてください。