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オープンソースの予約システムを活用する方法。特徴や注意点を解説

掲載日:2020年9月4日更新日:2024年5月24日
オープンソースは自由度も高く、自社に適切なシステムを設計できます。オープンソースで予約システムを作成し、自社のオリジナルフォームを開発してみませんか?オープンソースの予約システムの特徴や、利用するうえでの注意点を解説します。

オープンソースとは

オープンソースとは 企業サイトの構築や、フォームの設計などにオープンソースが利用される機会は増えてきています。 自社で何らかのシステムを導入する場合、オープンソースも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。そのためにはオープンソースとは何かを知っておきましょう。

ソースが公開されたソフトウェアのこと

オープンソースとは、公開(オープン)されたソースコード(ソース)を用いたソフトウェアのことです。 ソースコードとは、プログラミング言語によって書かれた記述のことです。オープンソースはソフトウェアの発展を目的としていて、利用や改変を自由に行うことができます。 代表的なものとしては、ホームページ作成に使う「WordPress」があります。技術者達によって頻繁にアップデートやプラグインの作成が行われているのも、オープンソースの魅力です。

オープンソースのメリット

オープンソースのメリットは、拡張性の高さにあります。ソースコードを自由に改変してよいため、自社ニーズに最適化したシステムの構築が可能です。 一般的なソフトやアプリは、できるだけ多くの人に利用してもらうように設計されています。そのため、企業一つひとつには最適化ができず、企業側で導入するときに自社のルールを見直す必要もでてくるでしょう。オープンソースの場合、そのような工程が生じにくいのです。 またオープンソースは、特定の企業から販売されているわけではなく、ほとんどが有志によって管理されているため、コストを抑えられ、管理している団体や企業が万が一なくなってしまってもそのまま使い続けられるのもメリットといえます。

予約システムのオープンソースを導入するメリット

予約システムのオープンソースを導入するメリット 予約システムをオープンソースで構築することも可能ですし、実際に構築している企業もあります。予約システムをオープンソースで作ることに、どのようなメリットがあるのかを解説します。

業種に合わせた予約フォームを作成できる

先述したように、オープンソースは自由にカスタマイズできます。そのため、業種や企業のニーズに合わせて自由に予約フォームを作成できるのが最大のメリットです。 飲食店の場合は時間帯や人数、セミナーやイベントの予約であれば日取りで予約するなど、予約の仕方は業種だけではなく、予約対象によっても変わってきます。そのたびにわざわざ新しいシステムを導入したり、別のシステムと併用するのはあまり効率的とはいえません。 しかし、オープンソースの予約システムであれば、一つのシステムでどちらにも対応することが可能になります。

低コストで導入できる

一般的な予約システムは、初期費用や月額利用料がかかります。しかし、オープンソースの場合ソースの利用料が無料のため、導入コストはかかりません。 有料プラグインを使う場合やサーバー代などは別途費用が必要ですが、それでも一般的な予約システムと比較すると、コストを抑えやすいのもメリットといええるでしょう。

後からでもカスタマイズしやすい

クラウド型のソフトのデメリットとしてよく挙がるのが「カスタマイズのしにくさ」です。なぜならクラウド型とは、事業者が提供しているシステムを借りる形になるので、自社でカスタマイズすることはほぼ不可能なためです。 このような場合、欲しい機能があってもシステムを提供している事業者が作成するのを待つしかありません。機能の重要度によっては、他のシステムに乗り換えるしかなくなってしまいます。 オープンソースはソースの改変が自由なので、後になって「この機能が欲しい」と思った場合でも追加することができます。フォームのデザインや入力項目なども自由に設定できるので、仕様に悩まされることはありません。

WordPressを使った予約システム

WordPressを使った予約システム オープンソースの中でも世界的に有名で、多くの企業が自社サイトの構築に使っているものが「WordPress」です。オープンソースを活用するのであれば、WordPressはまず選択肢に挙がるのではないでしょうか。 WordPressを使って予約システムを作ることも可能です。WordPressがどのようなものか、詳しく知っておきましょう。

WordPressとは

WordPressは2003年から開発が始まったオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)のことです。 企業のホームページだけでなく、教育機関のWebサイトにも使われていて、全世界の1/4を超えるサイトがWordPressを利用しています。 HTMLやCSSなどのプログラミング知識がない初心者でも簡単に運用できるのが人気の理由です。数千・数万単位のデザインやプラグインがあり、オープンソースの中でも特に拡張性が高いものとして知られています。

WordPressでできること

WordPressを利用することで、予約システムに以下のような機能を使うことができます。 まずは時間割の設定です。例えばサロンや授業であれば時間単位の予約、レンタカーや旅行なら日数単位の予約が必要になるでしょう。日数単位・日単位・時間単位を自由に設定することができます。 また、他のソフトやアプリとの連携も可能です。WordPressではGoogleマップやGoogleカレンダーとの連携ができます。当日の会場マップが掲載できるので、予約者が迷う心配がなくなります。 オンライン決済機能や、メールの自動送信機能など、予約する際にあると便利なツールとの連携も可能です。

プラグインの利用

プラグインとは「部品」のようなイメージです。オープンソースのシステムは、このプラグインを導入することで機能を追加することができます。 WordPressは本来は記事を投稿・管理するためのものですが「予約システムの機能」をプラグインとして導入することで、予約システムが利用できるようになります。 WordPressではさまざまなプラグインが現在でも開発されています。その数は数万以上ともいわれており、中には企業が開発した有料のプラグインも存在します。 詳しくは「WordPressの予約システムはあり?導入メリットとおすすめプラグイン」をご参照ください。

おすすめの予約システムプラグイン

おすすめの予約システムプラグイン WordPressにはプラグインを使うことで予約システムを導入できるようになります。エンジニアの知識がない初心者でも簡単に利用できるプラグインも多くあります。 操作性に優れ、多機能なプラグインを特徴ごとに紹介しましょう。

予約フォームのカスタマイズが容易「Bookly」

「Bookly」は、コーディングの知識がなくても、直感的で分かりやすいインターフェースで簡単に予約システムを構築できるWordPressのプラグインで、70,000以上の企業が導入しています。 無料版・有料版があり、無料版では、サイト上から顧客がサービスを選択し、予約を行う基本的な予約フォームの作成が可能です。Booklyの導入により、対面や電話でスタッフが対応する必要がなくなり、業務効率の向上とともにミスが減ることで顧客満足度の向上も期待できます。 有料版となる「Bookly Pro」では、オンライン支払いの機能の他に、ニーズに合わせて予約フォームのカスタマイズも可能です。また、管理するスタッフ、予約フォーム、顧客の数は無制限で利用可能です。 カスタマイズの自由度が高く、業態に合わせた運用が可能なため、病院、クリニック、サロン、学校、フィットネスなど幅広い分野で導入されています。 Bookly

Googleマップなどと連携可能で使いやすい「Events Manager」

単発のイベントだけでなく、定期的に開かれるイベントの設定も可能なプラグインです。こちらは残念ながら日本語対応はしていません。 GoogleカレンダーやGoogleマップと連携が可能で、登録した内容はウィジェットで表示できます。HTMLやCSSの知識を使ってデザインのカスタムも可能です。 管理機能では、ステータスの絞り込みや過去の参加者も検索できるほか、CSVでの一括出力も可能です。有料版ではオンライン決済機能も使えます。 Events Manager

宿泊など幅広く使える「Booking Package」

こちらは日本語対応もしているので非常に使いやすいプラグインです。GoogleカレンダーやiCalなどと同期することもできます。 操作画面がシンプルで直感的に操作でき、教室・イベント・セミナー・会議室・ブリーフィングなどさまさまな予約タイプに対応しています。 有料版になるとPayPalによるオンライン決済や1回の予約で複数のサービスが選択できる機能が付属されます。無料版でも20以上の機能があるので、お試しで使っても十分にユーザビリティの高い予約フォームを作ることが可能です。 Booking Package

オープンソースの注意点

オープンソースの注意点 オープンソースのシステムを利用する場合の注意点について解説します。オープンソースならではの使い方や特徴を留意しましょう。

ライセンス契約がある

オープンソースは無償で利用でき、自由にカスタマイズが可能ですが、ソフトウェアごとにライセンス契約があり、制約が存在します。 例えばライセンスの一つであるGPLでは「カスタマイズする際には著作権表示が必要であり、再配布する際には同様のライセンス形式としなければならない」といった規約があり、これに違反すると訴訟などのトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。 オープンソースの予約システムを作成する際には、ライセンス契約を必ず確認しましょう。

プログラミング知識が求められる

一般的なソフトウェアであれば、マニュアルも整備されていますし、サポート体制も整えられています。電話対応はもとより、訪問して導入サポートを行ってくれる事業者もありますが、オープンソースの場合、そこまで充実したサポートは期待しない方がよいでしょう。 その理由は、オープンソースの場合、バグ修正やアップデートなど、管理責任がないためです。そのため問題が起こったりカスタマイズをするにはプログラミング知識が求められ、初心者には扱いが難しいこともあるでしょう。 「予約システムのセキュリティは大丈夫?重要性や対策について解説」も合わせて読む

まとめ

予約システムは飲食店やサロンなどの接客業だけでなく、公共機関のイベントやセミナーでも使われます。自社サイトに予約システムを導入したい方もいるのではないでしょうか。 オープンソースのソフトウェアを使って作成することも可能です。オープンソースはプログラミング知識が求められるものも多くありますが、カスタマイズの幅が広く、自社のサービスに合わせたオリジナルの予約フォームを作ることが可能です。 コストも安く抑えられるため、予約システムを作成するのであれば、オープンソースの利用も検討してみてはいかがでしょうか。 また、簡単に予約フォーム作成をしていきたい方には、弊社のマルチデバイス対応のフォームが簡単操作で作成できる Webフォーム作成サービス「SPIRAL®」もおすすめです。問い合わせ・資料請求は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。 SPIRAL®のお問い合わせ・資料請求はこちら

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