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旭川信用金庫が国内大手業務アプリ開発プラットフォームから「SPIRAL®」へ移行し、年間120万円のコスト削減とデータの一元管理を実現

旭川信用金庫

業務内容
一般金融業務
使用サービス
SPIRAL® ver.1
URL
https://www.shinkin.co.jp/ask/index.shtml
代表者
理事長 武田智明
本社
北海道旭川市4条通8丁目
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課題
国内大手業務アプリ開発プラットフォームのID課金やプラグイン追加に伴うコスト高、および「1データベース=1アプリ」の仕様によるデータベース分断・カスタム自由度の低さがもたらす運用の限界
解決策
標準機能の網羅性と手厚いサポートで課題を一括解消。未経験担当者による完全内製化を達成
効果
年間120万円のコスト削減・データベースの一元管理・イベント運営の劇的効率化を達成

インタビュー

INTERVIEW

北海道旭川市に本店を構え、道内で40店舗を展開する旭川信用金庫様。「明日をひらく」を経営理念に掲げ、生活に密着したコミュニティーバンクを実現しています。
同金庫では、これまで業務のDX化に向けて他社の業務アプリ開発プラットフォームを活用していました。しかし、独自のWebフォーム作成やID追加ごとに発生する課金、複数データベースの連携不可といった運用上の課題に直面していました。これらの課題を解消すべく、SPIRAL®での内製による全面リプレースを決断。無事に移行が完了しただけでなく、これまでに製作していた「求職・求人受付管理システム」や地域イベント「駅マルシェ」出店者管理なども、SPIRAL®によってより使いやすいものに改良することができました。今回は、SPIRAL®へのリプレースを主導されたシステム部DX担当・調査役である小野寺愛様に、お話を伺いました。

国内大手業務アプリ開発プラットフォームのID課金やプラグイン追加に伴うコスト高、および「1データベース=1アプリ」の仕様によるデータベース分断・カスタム自由度の低さがもたらす運用の限界

今回、国内大手業務アプリ開発プラットフォームからSPIRAL®へ乗り換えることになった経緯と、当時の課題について教えてください。

当金庫ではもともと、業務のDX化を進めるにあたり、国内大手業務アプリ開発プラットフォームを導入してノーコードでのアプリ構築やシステム運用を行っていました。しかし、そのなかで、コスト面と機能面、大きく2つの壁に直面しました。

コスト面では、本体を契約しただけでは思うような開発ができなくて。Webフォームなどを作成する際に、別途プラグインを契約して組み合わせる必要があり、追加のコストが積み重なっていました。また、ID単位での課金体系だったため、システムの利用者を広げたくてもコストがネックとなっていました。またサポート体制があまり手厚くなかったことも運用の難しさに拍車をかけていました。

機能面での課題は、複数のデータベース間の連携が難しかった点です。仕様上「1データベース=1アプリ」の個別管理になってしまうため、データの突合や進捗管理が煩雑でした。また、ノーコードツールゆえに、画面レイアウトや細かい仕様を自分たちの業務に合わせてカスタムする自由度が低く、限界を感じていました。

どのような経緯からSPIRAL®への乗り換えの検討が始まったのでしょうか。

当金庫が運営する職業紹介事業所「トライアルワークセンター」の求職・求人受付管理システムにおいて、現場から「もう少しシステムを発展させたい」という要望が出たことがきっかけです。しかし、従来のツールではこれ以上の発展や連携は難しい。システムの乗り換えも考えていたなかでSPIRAL®を知り、この求職・求人受付管理システムが問題なく置き換えられるかをベースに乗り換えの検討を始めました。

標準機能の網羅性と手厚いサポートで課題を一括解消。未経験担当者による完全内製化を達成

SPIRAL®を採用した理由を教えてください。

最大の理由は、課題だったコストやプラグインの課題がすべて解決できた点です。SPIRAL®は、標準機能だけで我々が求めるWebフォームや複数のデータ連携が完結します。また、アカウント(ID)課金ではなく、データベースに登録するデータ量(レコード件数)に応じた定額従量課金制となるため、コストを気にせず多くの職員にアカウントを配布できることも魅力でした。

さらに、営業担当の方が「SPIRAL®を使えば、どのようにトライアルワークのアプリを置き換え、発展させられるか」という具体的な将来像や設計図を提示してくださったことも心強かったです。また、金融機関として個人情報を安全に扱うための強固なセキュリティ体制があり、他行での採用実績が豊富だったことも安心材料となりました。

SPIRAL®へのリプレースはスムーズに進みましたか?

私は1年半ほど前にシステム部に着任するまで、開発経験はありませんでした。そのため最初は、SPIRAL®のデータベースの構造やフィールドの設定などを理解するのに少し難しさを感じました。しかし、トライアル期間中に営業担当の方がリプレースする際の難易度を細かく出して切り分けてくれたため、「これなら自分たちでできる」「ここは少し知識が要りそうだ」という切り分けが非常にスムーズに行えました。

当初は、一部の構築をスパイラル社へ外注することも想定していました。しかし、サポートサイトの情報が非常に充実していたことに加え、サポートセンターの対応が手厚かったおかげで、最終的にはすべて内製できました。Web会議ツールで実際の開発画面を共有しながら丁寧に教えていただけたので、本当に助かりました。


旭川信用金庫 フロー図

年間120万円のコスト削減・DBの一元管理・イベント運営の劇的効率化を達成

SPIRAL®へのリプレースにより、どのような成果が得られましたか。

リプレース前と比較して月額のシステム利用料が10万円以上浮いており、年間で約120万円のコスト削減を達成しました。定性面では使い勝手が向上し、「一覧表の表示件数を増やしてほしい」といった職員からの細かな要望にも応えられるため、非常に便利になりました。

求職・求人受付管理システムの運用はどのように変化しましたか?

システムの流れは以前から大きく変わっていません。ただ、従来のツールでは分断して管理されていた「求職者情報」と「面談の経過記録」、「事業所情報」と「求人情報」を一つのアプリ内で紐づけて一元管理できるようになりました。時系列の経過記録や「紹介中」「不採用」といったステータスの変更が一目で把握できるようになり、データの齟齬や取り違いの心配がなくなったのが良かったです。

他にもSPIRAL®を活用しているものはありますか?

当金庫が他金庫と一緒に主催している「駅マルシェ」の出店者管理アプリも、今までのプラットフォームからSPIRAL®で構築し直しました。「どのような商品を販売するか」といった出店者が申請している情報を、各自に発行したIDとパスワードで「マイエリア(マイページ)」からいつでも自由に入力・更新できる仕組みです。以前は、情報を更新するたびに毎回新しいURLを都度発行してやり取りしなければならず手間がかかっていたので、利便性が劇的に向上しました。さらに、共催している他の金融機関の担当者様も同じ管理画面から出店者情報をリアルタイムに共有・確認できるようになったため、情報の連携が非常にスムーズになりました。

SPIRAL®を活用した今後の展望について教えてください。

直近では、新しい業務として相続受付のWeb運用をスタートさせましたが、SPIRAL®にはできることがたくさんあると感じています。現在、当金庫では「来店予約システム」や、マネー・ローンダリング対策における「継続的顧客管理」DM送付管理などを、それぞれ別のシステムで運用しています。しかし、これらもSPIRAL®を活用すれば自社で構築できるはず。一つのプラットフォームで一元管理できるようになれば、経費を削減できるだけでなく、運用面での効率も圧倒的に良くなります。今後は、該当部署とも検討を重ねながら、業務のさらなるWeb化、そしてSPIRAL®化を推進していきたいです。

札幌支店

冷牟田 洋佑

導入担当者からのコメント

札幌支店では、銀行、信用金庫などの金融機関さまを中心に担当しています。他ツールからSPIRAL®へのお乗り換えのご相談は、私たちが日々多くいただくご相談の一つです。はじめてのご相談時から、「現在のシステムをSPIRAL®でどう置き換えられるか」という具体的な将来像や設計図をご提示することを心がけていました。また、移行を検討いただく段階では、構築項目ごとに難易度を整理してお伝えすることで、内製・外注の判断がしやすい状態をつくるよう努めました。開発未経験の小野寺様がすべて内製で完走してくださったことは、私たちとしても大変うれしい成果です。

よくある質問

  • 現在使っているツールからSPIRAL®に乗り換えることはできますか?
    はい、他ツールからSPIRAL®へのお乗り換えのご相談は多くいただいております。旭川信用金庫様の事例のように、既存システムの置き換えイメージが具体的に描けるよう、初期のご相談段階から現状のシステム構成を丁寧にヒアリングしたうえで、移行後の将来像と設計図をご提示しています。まずはお気軽にご相談ください。
  • SPIRAL® ver.1への移行は、開発未経験でも対応できますか?
    旭川信用金庫様の事例では、システム部門に着任して約1年半・開発未経験の担当者様がすべて内製で移行を完了しています。充実したサポートサイトと、Web会議ツールを使いオンライン上で画面を見ながら操作を説明する画面共有サポートが活用されました。
  • 自社でリニューアルを進める前に、外部診断は必要ですか?
    社内では「サイトを見慣れている」ためにユーザー目線の課題に気づきにくいケースが多くあります。客観的な診断はリニューアル方針の精度を高めるうえで有効です。
  • 既存のローコードツールからSPIRAL®に移行する場合、 どのくらいの期間・コストがかかりますか?
    旭川信用金庫様では、トライアル期間中に営業担当が移行難易度を項目別に整理・ 提示したことで、内製範囲と外注範囲の切り分けがスムーズに行えました。 規模や既存システムの複雑さによって異なるため、まずはご相談ください。
  • 金融機関でのSPIRAL®導入実績はありますか?
    あります。旭川信用金庫様をはじめ、他行・信用金庫での採用実績が豊富です。 個人情報を安全に扱うための強固なセキュリティ体制を備えており、 金融機関特有のコンプライアンス要件にも対応しています。
  • 複数のデータベースを連携して一元管理することはできますか?
    SPIRAL® ver.1では、複数のデータベースを一つのアプリ内で紐づけて管理できます。旭川信用金庫様では「求職者情報」「面談経過記録」「事業所情報」「求人情報」を 一元化し、ステータス管理の煩雑さを解消しました。

(2026年08月20日掲載)
※企業情報・肩書などを含め、本事例ページに記載された内容は取材当時のものです。

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