導入事例

CUSTOMERS

サーバーの移転により急遽発生したサイト運用の危機!SPIRAL® ver.2だからこそできた、約3カ月でのサイト移転&リニューアル

株式会社九州インターメディア研究所

業務内容
デジタルコンテンツ制作事業、クリエイター養成スクール事業、クリエイティブ業界専門の人材事業
使用サービス
SPIRAL® ver.2
URL
https://kiml.co.jp/
代表者
代表取締役 石井盛孝
本社
福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレインモール2階
課題
クリエイター向け求人情報サイト「KIMAL(キマル)」がサーバーの移転により、約3カ月後にはプログラムが稼働しなくなることが判明。サイトが表示されなくなってしまうため、至急対策が必要だった
解決策
短期間でサイト構築ができる、かつサイトを一元管理できるSPIRAL® ver.2を選択。新機能を含めたリニューアルも併せて急ピッチで開発を進めた
効果
無事期間内に移転リニューアルが完了。利用者の利便性向上だけでなく、管理画面におけるデータ検索や紐付けが容易になるなど、管理側の業務負荷も軽減

インタビュー

INTERVIEW
株式会社九州インターメディア研究所

デジタルコンテンツ制作事業とクリエイター養成スクール事業、クリエイティブ業界専門の人材事業を組み合わせ、九州地区のデジタルコンテンツ産業活性化とクリエイターが活躍できる場の創造を目指す、九州インターメディア研究所様。人材事業で運営しているクリエイティブ業界専門の求人情報・就職/転職支援サービスサイト「KIMAL(キマル)」が、使用していたサーバーの移転に伴い表示されなくなることが判明しました。約3カ月という短期間での対応を迫られた当時の様子や、SPIRAL® ver.2を選定された理由、リニューアル構築したサイトについて、ヒューマンソリューション事業部長の久保晶子様と同部署の水本久美子様にお話を伺いました。


クリエイター向け求人情報サイト「KIMAL(キマル)」がサーバーの移転により、約3カ月後にはプログラムが稼働しなくなることが判明。サイトが表示されなくなってしまうため、至急対策が必要だった

SPIRAL® ver.2で「KIMAL(キマル)」を再構築されましたが、どのような経緯があったのですか?

我々が所属するヒューマンソリューション事業部は、人材エージェントを担っている部署です。私たちが運営している求人情報サイトの「KIMAL」は、求職者に利用登録をしてもらい、その上で気になる仕事に応募していただく仕組みになっているため、人材管理ツールとしての役割も兼ねているものになっています。「KIMAL」は元々、SPIRAL® ver.1とPHPを連携させて構築し、サーバーを借りて開設していました。しかし、そのサーバーの移転により、サイト内に組み込んでいたプログラムが動かなくなることが判明したのです。そうなると、サイト自体が表示されなくなってしまう。しかも、それがわかったのがサーバー移転の3~4カ月前で、急遽どうにかしなければならなくなりました。

SPIRAL® ver.1には何も問題はなく、サイトにつないでいるプログラムさえ改修できればそのまま使えそうだったので、最初はそれを検討しました。当社にも制作チームがあるため、対応できるのではないかと思ったのです。しかし、時間がないうえに、そのプログラムのバージョンが古く、改修するにはどのようにSPIRAL® ver.1とつなぎ込めばいいのか、調査からしなければなりませんでした。そのため、社内で対応するのは難しいという結論に。でも、外注するにも時間が全く足りません。「このままではサイトが停止し、利用者の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまう」と、頭を抱えていました。

短期間でサイト構築ができる、かつサイトを一元管理できるSPIRAL® ver.2を選択。新機能を含めたリニューアルも併せて急ピッチで開発を進めた

SPIRAL® ver.2での構築を選んだ理由を教えてください。

途方に暮れていたら、すごく良いタイミングでスパイラルの営業さんが打ち合わせにいらっしゃって。そこで何気なく状況を話したら、「当社サービスならSPIRAL® ver.1でもSPIRAL® ver.2でも、期間内にWebサイトを構築できます」と提案してくださったんです。結構複雑なプログラムが組まれているサイトだったのに、短期間で対応できると言われて驚きました。SPIRAL®はこれまでも使ってきて問題ありませんでしたし、時間的に他社と比較検討する余裕もなかったので、すぐにお願いすることにしました。

最優先は、期限内にサイトを構築することでした。ご提案いただいたのは2つ。SPIRAL® ver.1でこれまでと同じように作る方法と、SPIRAL® ver.2でトップページから新たに作り替える方法です。営業さんから「サイト全体をSPIRAL® ver.2で構築すれば、これまでHTMLで作っていた部分もSPIRAL®で管理できるようになり、加えて、管理画面がより使いやすくなる。また今回のようなサーバー移転の心配がなくなることに加え、改修の際も当社でサポートが可能」と勧めていただいたので、SPIRAL® ver.2で構築することにしました。また、以前のサイトは作ってから年数が経っていたので、これを機にリニューアルも進めました。

導入に際し、苦労した点はありますか?

とにかく時間がなかったので、短期間でさまざまなことを決めて、どんどん確認していかなければならないのが大変でした。もう、毎週のように打ち合わせをしていましたね。しかし、そういった進捗管理も営業さんには上手にハンドリングしていただいたと感じています。

また、リニューアルの詳細を全然考えていなかったのですが、「こういう機能があると良いと思います」と当社の立場にたち、先を見据えたご提案をしてくださったので、大変助かりました。

株式会社九州インターメディア研究所 フロー図

無事期間内に移転リニューアルが完了。利用者の利便性向上だけでなく、管理画面におけるデータ検索や紐付けが容易になるなど、管理側の業務負荷も軽減

SPIRAL® ver.2でのサイト再構築により改良したポイントや効果を教えてください。

サイトの役割やそれに基づく機能は大きく変えていませんが、より実態に合わせたマイナーチェンジをおこないました。以前のサイトでは面談以降、求職者が使用経験のあるソフトやプログラム言語を細かく登録できる仕様で作っていたのですが、実際はそこまでは必要ないものもあったのでそれらを除外し、代わりに面談前に必ず確認している項目を追加しました。また、利用者の利便性を考えて、気になるお仕事情報をお気に入り登録できる件数を5件から50件に増加。マイページのログインパスワードも、以前は自動生成された初期パスワードを面談後に直接お伝えする仕組みだったのですが、利用者が会員登録時に任意のパスワードを決められるようにしました。おかげで、利用者にとって便利になっただけでなく私たちの業務負荷も減りました。

SPIRAL® ver.2になって、管理画面がより使いやすくなったと感じています。どれを触ればいいか感覚的にわかる作りになっているので、操作に迷うことはほとんどありません。また、以前は誰がどの会社に応募したかはわかっても、その人が過去にどんな求人に応募していたかを確認するには手間がかかっていたんです。今は、管理画面でユーザーID検索をかけたら過去の情報が抽出されるので、利便性が大きく上がったと感じています。登録している個人情報の削除を求められたときも、以前は過去の応募やお問い合わせ内容などを洗い出す必要がありましたが、現在はユーザー情報にすべて紐づいているので簡単に操作できるようになりました。

今後の展望を教えてください。

急いで構築したので、実は利用規約などの動きのない静的ページなど、手をつけられていない部分もあります。早くそこも変更して、フルリニューアルしたと言えるようになりたいです。また、当社でもデジタルコンテンツを制作しているので、今後はスパイラルさんと協業できたらと思っています。私たちのお客様にとってSPIRAL®の仕組みを導入することでメリットがあるのであれば、そういった方向性も模索していきたいですね。

(2024年09月13日掲載)
※企業情報・肩書などを含め、本事例ページに記載された内容は取材当時のものです。

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